2006年10月07日
ヨセミテツアー、関連ウェブページ/BLOG
こういうのはまとめておかないとね!
2006年09月23日
ヨセミテ7日目
今日はヨセミテ最終日。長かったような、短かったような。
すでにもう来年も来たい、とか思っていたり。
朝、テント類の撤収をして 10:00 頃に出発。途中で EL Capitan
の View Point に寄る。私的にはここから見るのが一番美しい
と思った。その後、Cookie Cliff へ向かう。
Cookie Cliff には crack climber 夫妻も居た。ヨセミテに来て
2 日目くらい(?)に hardd (5.11b) を登っていて肋骨を骨折
したらしいが、今日、骨折の痛みに耐えつつ無事に RP した
とのこと。おめでとーございます!いやー、さすがクレイジーな
お方です。でもお大事に!
Cookie Cliff
Beverly's Tower (5.10a) TR 一撃
最初はコーナー付近を登り、途中はフェース、後半は広い凹角の間に
挟まって登る。ジャミングはあまりせず、基本的にフェースな登り方を
したような気がする。トップロープなら楽しいけれどリードだと落ちた時
に変な体勢になりそうなので、心理的には苦手系。
Outer limits (1st pitch だけ。5.10b?) TR 一撃
フレーク状に割れている長~いクラック 30m ちょいを延々と登る。
私のサイズではほぼハンドやフィストばち効き、足ジャムもバッチリなので、
ざくざく登れて楽しかった。小さい人の特権か、クラックに向かって登ると
楽だし安心感がある。大きい人はレイバックになるかも。これは安定感が
あるのでリードしてみたいなーと思う。
Catchy (5.10d) TR 一撃
「Poison Oak に囲まれて」というルート名も良いかもしれない。
だいぶ記憶が薄くなっているけれど、フィンガーとかフィストとかハイステップ
とかステミングとかしていた気もする。足ジャムももちろんがっちり使った。
手が悪いところは足を使えば上がれるので、良くできたルートだなー、と感心。
多彩な感じがして楽しかった。指の細い女子はフィンガーがより決まるので
ラクできるかも。これも安定感があるのでリードしてみたいと思った。
| Beverly's Tower | Outer limits | Catchy |
そして Yosemite N.P に別れを告げ Livermore の Motel6 に泊まった。
Livermore には Lawrence Livermore National Laboratory
があるのだな。かんけーないけど。久々に熱いお湯のシャワーを浴び、
風呂にゆったり入った。いや~、極楽極楽。
風呂の後は皆で集まってビールを飲み、お疲れ様会をした。
ベッドも久しぶり。大の字になって伸び伸び、気持ち良い。明日は帰国。
杉野さんは「今回はトラブルもなくて順調だし天気も良いし、良かった」と
言っていたけれど、ホントにその通りだ。わたくし、普段の行いが悪いかな?
と思ったけれど、意外と良かったらしい。ヨセミテの岩は優しかったし
気持ちよかった。
で、かなり真剣に来年も行きたいと考えている。そしていつかモチと技術
と体力があうパートナーが見つかったら、いろいろなマルチのルートにも
トライしてみたいなー。
2006年09月22日
ヨセミテ6日目 Tuolumne
今日は「世界で一番美しい場所」と評判(?)の Tuolumne へ。
眩い光と澄んだ水と広く青い空と白い岩。Valley は谷なので巨大な岩の
威圧感を感じるけれど、Tuolumne は光が満遍なく降り注ぐ感じ。美しい。
お天気が良く、気温も涼しくて程よい。先週は風が強くて寒かったそうだ。
ここで高度 2500m 近くあるらしい。山の上には残雪も見えた。ロケーション、
コンディションともに最高の中で今日はマルチピッチ。しあわせ~!
| 真ん中の岩山はHalf Dome Valley側とは逆(裏)から見る事になる こちらから見るとただの岩山っぽい | Tenaya Lake | 果てしなく続く美しい岩山 |
Stately Pleasure Dome
West Country (5.7) 1, 2ピッチリードOS、3, 4ピッチフォローTenaya Lake の脇に鎮座する Stately Pleasure Dome(通称
Tuolumne のガマスラブ?)の West Country は 5.7 で易しいし眺めも
とても良い。ほんと、たのしーなー!って感じ。でも取り付きまでのスラブ
は、普通の靴で歩くのはけっこう緊張した。
1ピッチ目、久々のリードでカムの選択が一発で決まらない。むーん。
ピッチをきったところで杉野さんにチェックしてもらいながらカムで支点を作る。
2ピッチ目もリード。フィンガーでナッツが効く形状なので、ナッツを使う。てか、
カム入る場所があまり無い気がする。右足はずっとスメアなので、足が疲れた。
3ピッチ目はボルトセクションでどスラブ。ここで後続ペアの Y川氏、Y野さんが
「トイレに行きたい~」と言い始める。うわぁ、ガンバですっっ!なので3ピッチ目
は超寝てるしフォローなので、自分的には超急いでダッシュで登るが、さすがに
高度 2500m、息は切れるし足は重いしって感じ。4 ピッチ目も急いだ。
でも写真はたくさん撮った。眺めが最高で、美しい風景なので何度も何度も
写してしまった!
しかし、帰りはもう少し寝てる斜面をロープなしで歩いて降りるという。
えー、これ、もし転がったら止まらないよぅ!?杉野さんは走って降りる。
すごーい。私達は怖くて普通の靴に履き替えることもできず、クライミング
シューズのままどスラブをチマチマと降りた。いやー、緊張しました。
| 2ピッチ目リード中 | 前に同じ | 杉野さんはロープソロ |
| クライミング終了 | お疲れさまでした | 下りのほうがスリリング? |
Galen's Crack
Falkenstein Face (5.10d) TR テンション入り完登
出だしが第一の核心。積み上げた石にそーっと乗って、フレークを取る。
石がグラグラするのに背伸びをするから緊張する。次はガバから上部の
遠いホールドを取るのがホントの核心。テンションを入れて考える。結局
体を右に向けて思いっきり振って行ったら届いた。あとは少しバランスが
悪かったりもしたけれど、それが楽しい感じ。ヨセミテツアー初のパワー
系だったので新鮮な気分だったけれど、ちょっと疲れた。
Galen's Crack (5.10c) TR テンション入り完登??
overhung start だというけれど、出だしは手が決まるのでハング上には
すんなり上がる。問題はその後の OW。にっちもさっちもどうにもなりまへん!
って感じ。手スカだし体入らないし、ちょっと被ってる体勢なので乗り込みも
上手くできない。一通りジタバタして「降りまーす」というと「今こっち登る人
居ないから、いいよ、登ってて」と言われる。皆、Falkenstein Face で
楽しんでいる。ぷらーん、と一人力なくぶら下がってなんとなく孤独感を
味わう。上まで行って皆の輪に戻らねば!(大げさ)
手添えフィストやフィスト二段重ね、足ジャム腹筋で上体保持などの技(?)
をお試ししつつなんとかクラックに入り込めたので、あとはニジニジと
登って無事終了点に辿りつき、ようやく降ろしてもらえた。ふうー。かなり
てこずったけれど、クラックを触りながらどう止めるかを悩むのは楽しい。
| Falkenstein Faceで フィギュア4の練習中 | 向こうの岩もイイ! | 岩の上から。 トレイルも歩いてみたい |
Tuolumne は、ウワサ通りの素晴らしい場所だった。JMT などの有名な
トレイルもあるらしい。それはそれはウソのような美しい風景が続くそうな。
岩登りもしたいけれど、いつかトレイルも歩いてみたいな。
2006年09月21日
ヨセミテ5日目
今日は午前中は待望のマルチ!でも 1 時間早い 8 時出発!にょー。
仕度の遅いわたくしとしては、アセアセしてしまいます。
そいや朝 8 時を過ぎるとキャンプサイトにゴゴーーン!と轟音が鳴り響く。
クワガタみたいなゴミ収集車がゴミ箱をバックドロップのように持ち上げ、
さかさまにしてゴミを出し、また地面に置く時に出る轟音だ。日本人は皆、
そのものすごさに感動(?)する。後日動画を公開しますです。
で、今日は午前は Middle Cathedral Rock の Central Pillar of Frenzy、
午後は New Diversions Cliff に行く。
Middle Cathedral Rock
Central Pillar of Frenzy (5ピッチ 5.9) フォローで一撃(というのか?)杉野師匠に繋がれて女子組 Y野さんと私が登り、男子組 Y川氏、F沢氏は
つるべで登る。
1ピッチめ(約 30 m) が一番イヤーんな感じ。見るからにいかにも滑り
そうなピカピカツルツルの岩は足を乗せるのを躊躇ってしまう。
2 ピッチ目(約 30 m)は快適。3 ピッチ目(約 40 m)はルーフ越えが少し
ドキドキするけれど、城ヶ崎のアンクルクラックよりは越えやすいと
思うので、問題なし。4ピッチ(約 30 m)、5ピッチ目(約 40 m)も
部分的に「あ、核心?」というところはあったような気もするけれど、
まったく問題なし。とっても楽しかった。
とにかく眺めが良いし、お気楽フォローなので、写真を取りまくる。途中、
男子組はランナウトしていたり、足が震えていたりしていたので、上から
応援した。そして彼らは無事に全ピッチ OS。エライです!
そして初めて外でエイト環で懸垂する。いつもはそれほど長距離を何度
も降りないので、ATC で降りていたのだ。おー、ずいぶん登ったなーと
思いつつ降りる。次はぜひリードで登ってみたい。
| カラビナポスト | クライマーの皆様へ | 大きな木々の間を縫って トレイルを行く |
| 取り付きで準備中 フランス人?ペアが先に居た | RopeGun保さん | 眺め良し! |
| 靴脱いでパチリ | 3ピッチ目ルーフ | そして後ろは EL Capitan |
| ファイト一発!ぽいと 思うのは私だけ? | 高いところで ぶらぶらーん | お疲れ様でしたー! |
New Diversions Cliff
エリア名もルート名もまぎらわしい New Diversions Cliff は人口壁のように
ボコボコと岩質の違う Knob やホールドが突き出ている。
New Deviations (5.9) TR 一撃
ちょっと広めのクラックから始まり、フレークを伝って左に上がり、Knob
を掴んで登る。途中、Knob にスリングをタイオフして支点を取るらしい。
最後のほうはマントルを返すのがちょっぴり勇気が要った。
New Diversions (5.10a) TR 一撃
New Deviations と下部は共通で、途中から右にトラバースして上がる。
うーん、リーチー。途中、これは届かないわーと思った場所が 2 箇所
くらいあったけれど、頑張って足を上げてうにゃっ!としたらなんとか
なった。人間、やればできる!(こともある)登れてみるとインドアの
5.11a とか b くらいな感じ。大きい人には大変楽しいらしい。
夕方、ちょうど良い時間に Yosemite Village のそばの橋を通りかかる。
夕焼けに染まる Half Dome が川に映っていてきれいだった。あー、
景色は良いし、岩も良いし、仲間も良い方達で幸せー。
| New Diversions 下部のクラック | 夕焼けの Half Dome | 夜ご飯 |
2006年09月20日
ヨセミテ4日目レスト日
朝、ちょっとだけ早起きして Curry Village までお散歩する。裏を
回っていくと、けっこう近いことが判明した。お店も 8:00 から開いて
いたので、地図を買った。Curry Village には Mountain Shop
もあり、大量にカム類が置いてあるので足りなくなってもすぐ
買える。もっといろいろ散策したかったけれど、そろそろ皆が
朝食を終えている頃だったので急いで戻った。
写真は Campground のマップ。滞在していた Upper Pines は下側
のエリアである。他に Lower Pines、North Pines がある。サイトは
広めで地面も平らで柔らかめなので、過ごしやすい。
今日は杉野さん、O田さんは Salathe の最初の 10 ピッチ Free Blast
を登りに行った。
残りは F 沢さんの運転で観光ポイントの Glacier Point に行く。
標高は 7214 ft. (約 2200m)くらいで Valley の底から 1000m くらい
上がったところにあり、Valley も Half Dome も氷河の後も一望できる。
ちょーながめ良し!何だか幻のような風景だった。Half Dome を
双眼鏡で見たら、Snake Dike を登っている2人組が見えた。クライマー
は観光客とっては面白い見物対象だなーと思う。
| 朝のお散歩中 | お散歩中に鹿に遭遇 | 今日の朝はゆったり |
| 横から見ると実は 薄いハーフドーム | 人がいっぱいの Glacier Point | 幻のような風景 |
アイス食べたり、うだうだしたり、かなりまったりと Glacier Point で
過ごした後は Yosemite Village に行って美味しいという評判
のハンバーガ屋でランチ。確かにミートパティがウマーイ!オススメです。
そしてゆっくり店を見た後はテン場に戻り、コーヒータイム。溜まった洗濯物
を抱えて Housekeeping に行き、洗濯している間にシャワーを浴びる。
乾燥機を 30 分にセットして夕食の買い出し。帰りに洗濯物を回収し
テン場に戻って夕食準備。そして杉野さん、O田さんが戻ってきた。
ちょっとお疲れな感じ。O田さんは明日帰国なので、そのまますぐ空港
近くのモーテルに移動するため去っていった。お疲れ様でしたー!
でもやっぱり夕食の時に一人足りないのは、少しさびしい気分だった。
そして、明日はついに!マルチをやるのだ。しかもフォローでお気楽
マルチ。うふっ!ちょ~~楽しみ!
2006年09月19日
ヨセミテ3日目
昨晩はさほど寒くなかったので、ちょっとほっとした。
でも夜はダウンジャケットは必須で、その下も長袖が要る。
ヨセミテパーク内ではペットボトルや瓶のドリンクを買うと 5セント
Deposit をとられる。これはシールがついているが、ついていない
のも全部そうなので、Yosemite Village Store 隣の回収場所に
持っていくと 5セント返してもらえる。仲間全員で集めると本数が
多いので、今日は 2.50$ くらい (?) になった。
そして今日もとっても良い天気!午前中は El Capitan Base、
午後は Church Bowl へ行く。
El Capitan Base
その名のとおり、超有名な巨大岩 El Capitan の麓のエリア。アプローチの
途中で Salathe の取り付きを通る。見上げると果てしなく岩が伸びていて
うっとり。壁の途中で何本か Fix ロープが垂れていて、この先へ進んでいった
人々が居ることを実感。ここを上まで登る人が居るのだから、すごい。
Sacherer Cracker (5.10a) TR 一撃
約 45m。ながーい。アップ無しで取り付いたら、出だしが 5.7 OW で
厳しかった。この部分はトポには「short 5.7 approach pitch」と表現
されているけれど、ここを登った時点で「はーい、終了、降りまーす」
って感じだった。フィンガーからハンド、フィスト、締めは 5.9 OW で
だんだん広くなってくる。ざくざく登って OW の部分でしっかりハマる。
終了点まであと 3 - 4m だけど、足の止め方が判らず上がれない。
しばらく頑張るが、登ってはずり下がるを繰り返す。少し考えるために
休もうかなーと明るく「えへへ、てんしょーん」と言ったら、ダメ出しが。
もっと悲壮感バリバリで言わないといけないらしい。そうこうしていたら
右足が止ったので上がって抜けられた。普通は左足を止めるらしい。
体薄いし小さめなので、クラックに入りすぎてしまったのかも。
La Cosita, Left (5.7) TR 一撃
ハングがあるので、威圧感がある。途中からステミングというか、背中
で押すというか、そんな感じ。なんだか登りづらかったような印象が残って
いる。日陰で暗かったせいか、緊張してしまった。
Sparkling Give-away (5.11a) TR 敗退
下部は La Cosita, Left、途中からフィンガーで右にトラバースし、フェース
を登るルート。フェース部分はボルトがある。クラック部分はもちろん NP。
O田さんがRPしていた。おめでとうございます!
私も体験で登らせてもらうが、大きい人と同じ体勢になってもフェース部分
のリーチーな部分が果てしなく遠かった。体を上げるムーブをいろいろ試みた
けれど、ちょっと私の技量では難しかったので、あっさり敗退。私の後に
大きい Y 川さんがさっくり登っていたけれど、皆見ていて「大きいなー」と
言っていた。「じゃあ私はそんなに小さかったですか?」と聞いたら、全然
違うルートに見えたそうな。スケール感が違うっすね。